働くということ

★るなさん、秘密あります★

大きな仕事が一段落した。そして休む間もなく次の仕事が与えられる。ちょっと息切れしてしまった。

「今の仕事は本当にやりたいことなの？」

これを考え始めるとものすごく暗くなるから考えないようにしていた。「目の前のことを本気でやってから考えよう」そう思ってこれまでごまかしごまかし過ごしてきた。

だってこれを考え始めたら今の仕事をやめちゃいそうな気がするから。でもやめたところで本当にやりたいことがわからないから次に進めない。いつからこんな風になったんだろう。

受験のときはよかったな。確かに毎日しんどかったけど、目標が明確で、やらなければならないことがはっきりしていて。

でも今のあっこには目標がない。

ただ漠然と生きている感じ。同年代の女の子に比べたら、確かに高いお給料をいただいているだろう。ほしいものだって自分のお金で買える。節約なんていう感覚もなく暮らしている。でも、でも。今の仕事が本当にやりたいことなの？

「20代後半の働く女の子は誰でも考えることよ」
そんな言葉を聞いたことがある。
「30歳過ぎると目の前がぱーっと開けるわよ」
本当なの？

友達が留学を決めた。
彼女はみんなが知ってる大企業をやめて単身アメリカに留学した。貯金を全部はたいて。
今のあっこにはそこまでしてやりたいことがない！

目標がほしい。

会社に5年もいると、サラリーマンがどういうものであるかだんだん分かってくる。いくつかの異動。出世争い。派閥とまではいかないけれでやっぱりグループがある。
社内営業が大事。
平等な評価がされているとは思えない。

今は若いからまだ許されることも多い。
でもいつまでもこの状態ではいられない。
特に女性には厳しい会社だし。

10年後、自分はどういう自分でありたいのだろう。。。